こんにちは。
BPO森です。

台風14号は10日(土)12時の推定で、紀伊半島の沖を北東に進んでいましたが、
翌日になると、まるでUターンするように南に進路を変えました。

その後、熱帯低気圧に変わり、再び影響がでることはないと思われていましたが、
未だそれも不確実とのこと。


ところで、台風の名前は誰がどのようにつけられているのでしょうか。


実は台風委員会なるものが存在しているようです!
知りませんでした。。。


台風委員会は、『ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会、前・ECAFE)』および『WMO(世界気象機関)』によって設立され、
加盟国の領域における台風被害を軽減するために、情報の共有・研究・研修などの活動をしているそうです。
加盟しているのは日本を含む14カ国

台風が発生するたびに名前を考えて付けているわけではなく、
予め持ち寄った140個の名前をリストにしてあり、順番にローテーションしていきます。

2000年の台風第1号の『ダムレイ』から順に2番『ハイクイ』と続き、
140番の『サオラー』の後は先頭のダムレイに戻ります。

2000年以前は、アメリカで英語の名前が付けられていたようですが、
2000年以降は台風委員会により、アジア名を多く付けています。
アジア各国・地域との連携を強化し、お互いの文化を尊重し、理解を深め、
慣れ親しんだ名前を付ける事で関心を持って防災意識を高めようという狙いがあるとのこと。

自然災害に対する防災意識については、
世界各国共通でありたいですね。

14号の名前は『チャンホン』命名ラオスでしたが、
これが復活したら名前はどうなるのでしょう・・・

そんなことよりも何よりも、
大きな被害が出ないことを祈ります。


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